【超穴場!】夏のオハクネに行ってきた。

New Zealand

毎年夏になると海・海・海!と時間さえあれば海へと出掛け、私はもちろんのこと子供達も若干ビーチに飽き気味だった我が家。

今年のクリスマスホリデーはどこか違う所へ行ってみたい!と、今回はニュージーランド内陸部に目を向けてみました。

そして決めた場所はOhakune(オハクネ)!

トンガリロ国立公園とウィンタースポーツで有名な場所・・・くらいの認識でしかなかったけど、行ってみたら、

  • 美しい景色
  • 感動レベルの澄んだ空気と水
  • 混んでいない=ストレスフリー
  • オフシーズンでリーズナブルな宿

・・・と、夏のオハクネが最高だったので個人的な見解でレビューを書いていきます。

今回は3日の滞在でしたが、できたら5日・・・1週間居られたら最高だなと思います。
20年前に私が初めてニュージーランドを旅したときのような懐かしさを残しつつも、古臭さを感じない素敵な場所です。

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オハクネってどこ?

オハクネはニュージーランド北島の中心に位置するタウポ湖から約2時間ほど南西に下ったところにあります。オークランドからは車で4時間半、ウェリントンからだと3時間半ほどの距離。

世界遺産に認定されている、トンガリロ国立公園の麓にある小さな街です。

北島で唯一ウィンタースポーツが出来るルアペフ山界隈へのアクセス拠点として、冬場はとても賑わっています。

オハクネ中心街の様子

オハクネの中心街から見えるルアペフ山が美しいんです!

私達がAirbnbで見つけたホリデーハウスに到着してひと段落すると、もう夕食の時間。今から料理をするのはシンドイな・・ということで、レストラン探索へ!

午後7時でこの明るさ。

オハクネ中心街はとても小さいけれど、古びた感じでもなくそれなりにいい雰囲気のレストランが並んでいます。ちなみに並んでいるお店はほぼ飲食系と、スキー道具や自転車などのレンタル屋さんが中心。

クリスマスホリデー中ということもあってクローズしているレストランやテイクアウェイも何軒かありましたが、半数以上は営業していました。

私達はタイ料理の「Rice」というところで夕食。辛い料理しかないかな?と思ったけど、辛さは調節可能ということで、子供達も安心して食べられました。(お腹空きすぎて写真撮るの忘れる・・・)

上の写真でもわかるように、街中の人通りは閑散としているんですがレストランはどこも忙しくて、満席で入れないところもあるくらいでした。


翌日はランチにオハクネで美味しいと評判の「Birchhill」というパン屋さんへ。

ここのパイがめちゃくちゃ美味しかった!パイ生地が口の中で溶ける!

アーモンドクロワッサンも買ってみたけど、こちらは普通・・かな。ここに来たら是非パイをお試しあれ!

隣では可愛いコーヒースタンド「Konbi Ohakune」が賑わっています。ここのコーヒーもハズレなし!

この可愛い緑色のバンが目印。

オハクネ周辺の観光地

せっかくオハクネまで来たらトンガリロ国立公園をトレッキングしたい!・・と意気込んでいたのですが、調べてみると5歳以下の小さい子供を連れていくのは厳しいとの意見が多数あり。泣く泣く今回はトレッキングは断念。

その代わりに私達はルアペフ山へロープウェイで登ることに。

ルアペフ山

道中の景色も綺麗で見惚れます。

オハクネに着いた時から感じていたけど、オークランドから来ると空気の違いがはっきりわかります。
雪山からの風のせいもあるんだろうけど、すごくフレッシュな感じ。

空の色も青さが全然違いました。

オハクネから1時間弱でSky Wakaロープウェイ乗り口に到着。
雪のないルアペフ山はもちろん緑も全くなくて、ゴツゴツとした山肌が剥き出しのまるで火星みたいなところだな、と旦那さん。

私も緑に囲まれた山しか見たことがなかったので、この光景は新鮮でした。

ひょいひょいとどこまでも登っていく11歳男子。雪解け水で小さな滝が・・・

ロープウェイで山頂入り口まで到着したら、結構好き勝手に色んなところを登っていけます。でもこれは完全自己責任。行動できる範囲はダダ広くてみんなあちこちに散らばって散策していますが、無理のないように。登るのは割と簡単ですが、下りは・・・ちなみに午後4時がロープウェイの最終時間なので乗り遅れることのないように!

ひと登りした後はロープウェイ乗り場に戻って、こちらでビールやコーヒーを飲みながら景色に見惚れていました。

ガラス張りのカフェから見える景色。屋外の席もあるよ。

ちなみに、ルアペフ山にロープウェイで登る時は天候不良で運行していない時もあるようなので、事前に公式ウェブサイトをチェックすることをオススメします。

数あるウォーキングトラック

Mangawheroのウォーキングトラック入口にある川。水は極寒!

自然がいっぱいのオハクネ。中心街から車で数分のところでもこんなに綺麗なウォーキングトラックが!

私達が行ったのは「Mangawhero Forest walk」(マンガフェロ フォレスト ウォーク)。
1時間コースの緩やかなウォーキングトラックです。

ウチの場合はチビがいたので2時間くらいかかっちゃいましたけど。

空気も水も綺麗だし、この森林浴で心身ともに浄化された気分。オークランドではほとんで見かけないトンボがたくさん飛んでいましたよ。

川を流れる水が本当に綺麗。

他にもMangateitei River Walkway、Waitonga Falls Walk、映画「The Lord of the Rings」での撮影場所にもなったというGollum’s Pools、Old Coach Road等たくさんのウォーキングコースがあります。

時間があれば全部行ってみたかった!

お子様連れならキャロットパークも必見!

お子さん連れなら、このキャロットパークもオススメ!ここは普通の公共の公園なんですが、オハクネはニンジンの生産地としても有名なこともあって、こういうキャラクターが点々としています。

でもこの公園のすごいところは、子供用のアスレティックコースがあるところ!

大人もできるよ!

こういう施設があるところはニュージーランド国内でも珍しいのではないでしょうか?
うちの子供達はここで延々と遊んでいました。

ちなみにアスレティックコースの隣にはマウンテンバイク用のコースもありました。


夏のオハクネ感想と注意点

オススメなところ

綺麗な水と空気!

夏のオハクネだけに限らないと思いますが、今回のオハクネ旅行で一番気に入ったのは、空気と水の綺麗さでした。

水なんて、味覚音痴の私でも「えっ?!全然違う!」と思えるほど。オークランドでは沸かしたお水を冷まして浄水器に通すというなんともめんどくさい事を毎日やっているのですが、オハクネの水は浄水器に通さなくてもすごくまろやかで美味しい・・・

こういうところに住めたらいいなぁ〜と本気で思いました。

宿泊費が抑えられる!

夏のオハクネがオススメなもう一つの理由、それは宿泊費が抑えられるところ。
ニュージーランドの夏はビーチ沿の街がとても人気で賑わうのですが、そのぶん宿代も通常価格の2倍3倍に跳ね上がります。

しかも場所によっては最低宿泊日数を1週間などに設定しているところも・・・。宿泊代だけで日本に帰れるんじゃないかと思っちゃう(笑)

でもオフシーズン中のオハクネだったらだいぶ安く抑えられるし、1泊からでも大丈夫!
オフシーズンとは言っても、前述した通りできることはたくさんあります。

どうしてもビーチじゃないとダメだ!と思わない限りは十分に楽しめますよ!

混んでいない!ストレスなし!

夏のホリデーを楽しみたいのに、人気スポットに行くと人混みがすごくて全然落ち着けないことありません?

オハクネもそれなりに人で賑わっているけど、街のど真ん中で立ち話してても全然迷惑にならないし、むしろ至る所で立ち話してる人達を見かけました。だけど全然気にならない!

どこへ行くにも車の渋滞もなく快適でした。

注意点

気温の変化

夏のオハクネへ行く時、どのくらいの気温なんだろう?持っていく必要があるものとかあるかな?って疑問が浮かぶ方へ。

ニュージーランドの北島で唯一雪が積もる場所オハクネですが、夏場は普通に暑いです。
ですがトンガリロ国立公園付近に行く時や、ルアペフ山に登る時はジャケットが必要です。

お店の規模と営業時間

宿泊先で自炊をしたいという場合はオハクネメインストリートにスーパーマーケットのニューワールドが一件ありますが、規模は小さいので都市部のスーパーのように何でも揃うわけではありませんので注意。

営業時間も早めに閉まってしまう(ガソリンスタンド・スーパーマーケット午後8時閉店)ので気をつけてくださいね。

花粉症の方は注意?!

これは個人差があるとは思うのですが、花粉症の方はお薬を準備していた方がいいかも。
うちの旦那さん、オークランドではそれほどではないのに、オハクネに着いてからずーっとクシャミしてて・・・😅ちょっと可哀想でした。

それからオークランド界隈からオハクネに車で行かれる場合、Google Mapの検索で出てくる最短コースを通るより、タウポ経由で走ると走行距離は50kmほど遠くなるけど、道が緩やかで運転しやすいので疲れは少ないです!ご参考までに。

こっちのルートの方が走りやすかったよ。

以上、オハクネレポートでした!
チャンスがあったら是非立ち寄ってみてくださいね!

あじさい(@ajisai_kiwidojo)

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