Visaの証明に困ったら!Visa Verification Serviceを使ってみよう!

New Zealand

先日、お仕事でお世話させていただいている生徒さんのVisaでトラブルが起きまして・・・

更新されたビザが何らかの事情でe-Visaへ反映されておらず、銀行の口座開設やIRDなどの申請時にビザ証明ができないという事態が起きたんです。

代理でNZ移民局に電話をして(2時間待ち!)「Visa Verification Services」というツールを使った解決法を教えていただいたのですが、もしかしたら他にもおなじような問題に直面している方がいるかもしれないと思い、今回まとめてみました。

ちなみに、私のような永住権保持者でパスポートにビザ証明のステッカーを貼っていない方にもこのサービスは有効かな、と思いますのでご参考にどうぞ。

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Visa Verification Servicesとは

ニュージーランド移民局がオフィシャルで提供しているサービスです。移民の多いニュージーランドでは、常に外国人が仕事を探していたり、各サービス機関(病院・銀行など)を訪れています。

仕事の面接であったりサービスの提供を受ける際、外国人であればまず問われるのがVisa証明の提示です。雇用主はあなたが仕事ができるVisaを持っているのかを確認します、医療機関でもNZ人(永住権・2年以上の就労ビザ保持者を含む)と外国人では医療費の金額が変わるのでチェックされます。

そのような時に使えるのがこのVisa Verification Servicesです。

このサービスは、雇用主や各機関のサービス提供者側からも本人合意のもとで「Visa Verification Services」にログインし、Visaステータスの確認ができるようになっています。これからは身分証明が簡単に出来るようになりそうですね!

利用方法

Visa Verification Servicesを利用するには、まずRealMeに登録する必要があります。RealMeとはニュージーランドの政府機関が推奨しているオンラインの身分証明システムです。

RealMeへ登録

RealMeへ本登録させる場合はNZ Passport(またはシチズンシップ証明)を持っていない外国人には少し面倒な作業になるのですが、このVisa Verification Servicesを利用する目的だけでRealMeを登録したい場合は、ご自身のEmailアドレスと携帯番号を持っていれば簡単に作ることができます。

まず、Visa Verification Servicesを検索します。

まずVisa Verification servicesのサイトへ行き、「About the Visa verification service」という項目をクリックしてください。

スクロールダウンしていくと、Log in with RealMeと出てきますので、その段落内にある「Create an account」をクリックします。

RealMeのページに入って、「Create a RealMe login」へ。

Emailアドレスを入力し、ユーザーネームとパスワードを作って認証コードを送信します。認証コードのメールが届きますので、コード番号を入力してください。

コード番号が登録したメールアドレスに送られてきます。

同じ要領で携帯の方も。

Security Questionsはいくつか質問が設定してあるので、その中から自分にしか答えられないような内容のものを選んで(3つ選びます)その答えを入力します。

これでRealMeのログインアカウントは作成できるかと思います。

Visa Verification Servicesへ登録

その後、Visa Verification serviceのサイトへ戻り、先ほどと同じ段落のLog in with RealMe のところから「Log in」をクリックします。

「Create a Visa Verification Service account」というアイコンがありますので、クリックしてください。

詳細を入力します。User typeは「I am a Visa holder」を。

Terms and conditionsに同意して、「View my Account」というページに入ります。

ページ左手に「Verify Visa Record」というアイコンがありますのでそちらをクリック。

「Visa Verification Enquiry」と出てきますので、パスポートの内容と、ビザのスタート日(または到着日)を入力し、コンセントにチェックを入れて、「Check Visa」をクリック。

詳細を入力して、下部の「Check Visa」をクリックすると・・・
イミグレーションに登録されているVisaの情報が出てきます。

こちらをダウンロードすると下のように表示されます。

ダウンロードしたPDF

必要であればこちらを印刷して、雇用主やサービス機関へ提出することができます。


冒頭にも書きましたが、このサービスは雇用主や各機関のサービス提供者側からも本人合意のもとで「Visa Verification Services」にログインし、Visaステータスの確認ができるようになっています。

ひとつだけ大切なのは、Visaスタート日を入力する必要がありますので、パスポート上に記載されていない場合は覚えておく必要があります。

このサービスがもっと浸透したら、JP(Justice of Peace)さんのところまでわざわざ原本証明のサインをもらいに行く手間が省けそうですね!

この記事が誰かのお役に立てれば嬉しいです。

あじさい(@ajisai_kiwidojo

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